電気メーターには、電力会社が管理するメーター(親メーター)と、貸しビルやマンションに設置されており、ビルオーナー様とテナントの間で電気の使用料金請求に使用され、オーナー様が管理している電気メーター(子メーター)がございます。
あまり知られていませんが、電気子メーター(証明用電気計器)には有効期限(一般的には10年)があり、有効期限が過ぎたまま使用することは違法です。
「6ヶ月以下の懲役 若しくは50万円以下の 罰金に処し、又はこれを併科する。」
法律の目的は、「 公平の原則 」 に立ち、請求する側 と 請求される側 のトラブル防止です。 有効期限の切れた電気子メーターで検針し請求された電気料金は、金額が正しいのか証明できません。 つまり期限の切れている子メーターは、使用量が間違っている可能性が高いのです。
物件設備をこのように違法放置することは、オーナー様の大事な財産であるビルの資産価値を落としているばかりではなく、コンプライアンス上も大問題です。もし、貸ビルの入居者の中に、上場企業の支店などがあり、有効期限が過ぎた違法な電気子メーターで計測し、間違った電気料金を請求されているとすれば、上場企業ですから、株主に損失を与えていることになりかねません。
大きな問題になる前に、子メーターは交換しましょう。
電気料金の急激な値上げも背景にあり、オーナー様と入居者のトラブルが増えています。
それに比例して、証明用電気計器業者へも、ビルオーナー様より、電気メーターに関するご相談やお問い合わせが急増しています。
【お問い合わせ事例】
「電気子メーター1台あたりの値段を教えて欲しい。」
「有効期限切れを、テナントから指摘されたので、交換工事を検討しているが、電気工事費用はどのぐらいですか?」
「証明用電気計器(電気子メーター)はどこで売っているのか? 秋葉原?」
「子メーターの相場価格はどのぐらいか?」
また、電気メーターの種類も多数あり、機械式電気子メーター、電子式電気子メーター、スマートメーター、パルス発信装置付電気子メーター、変成器付電気子メーター、、、、、。
さらに、仕様も多様で、単相2線式(30A)(120A)┃単相3線式(30A) (120A) (200A)┃単相3線式(変成器付)┃単相3線式(変成器付および埋込みタイプ)┃3相3線式(30A) (120A) (200A)┃3相3線式 (変成器付)┃3相3 線式(変成器付および埋込みタイプ)┃3相4線式等、などあり、専門業者で無いと特定は難しいでしょう。
【参考情報】
東京電力所有の電気メーターには、メーターの右下の銘板の部分に 『 電 』 の表示がありますが、
子メーターにはその部分に表示はありません。子メーターは物件所有者の管理責任です。
特に最近は、電気料金の値上がりも影響し、今までは電気料金を家賃に込込で請求していたようなシェアハウスや学生寮・社員寮などでも、証明用電気計器(電気子メーター)の新設のご注文やお問い合わせが急増しているようですね。
参考までに、老舗の証明用電気計器専門業者をご紹介しておきましたので、ご参照ください!!
では、また!!
●電気子メーター交換┃子メーター価格┃証明用電気計器設置工事┃検針代行サービス専門業者
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